
- 作者: 佐藤雅彦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: 文庫
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昨日に引き続き、毎月新聞の話。
237ページに、私が衝撃を受けたタイトルの章がある。
これはできれば本で実際に見て欲しいので、ここでは紹介しない。
ただ、その中で説明されている大学のワークショップが非常に興味深かった。
そのワークショップというのは、グラフィックデザイナーを志す大学院生に対して行っているもので、「新しい表現を作るための様々な試み」というかなり特化した内容の講義なのですが、その回のテーマは"壊れている"ということから生まれる新しいデザイン、という、これまた特殊な課題なのでした。
"壊れている"
人間は基本的に、壊れていることを良いものとは捉えない。
しかし、だからこそ、その「壊れているもの」を意図的に作ることによって、常識に捕らわれない自由な視点で物事を見られるようになる。
これはとても面白そうな講義だ。
例えば、下の茄子の写真は、twitterで17万を超えるいいねを獲得している。
このナスはずいぶんといいね pic.twitter.com/3rvGGB3fJm
— 錬金哲学 (@b12paipai) October 14, 2017
このような突然変異というのは、いわゆる「壊れている状態」であり、その壊れ方によっては人の心を大きく揺さぶる可能性を秘めているようである。
という訳で、私は今後気が向いた時に、「壊れたデザイン」を考えてブログにアップしていくことにした。
壊れたデザイン1【不思議なキーボード】
元画像:無料イラスト素材倉庫
続く、といいな。