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何が似ているのか言葉で説明できないのだけど、感覚が似ている。
恐らく自分が今ノンストップライティングを実行した際、目をつぶっていたことに関係しているのかもしれない。
この本を買ったのは今年の4月。
出張に行く新幹線の中で読み始めたら面白い本で止まらなくなったのを覚えている。
ただこの「面白い」という感覚は曲者で、自分の中で面白いなと感じた時大体はそう思うだけで何も行動に移らずやめてしまう。
アイデア大全を読んだ時も同じで、実際に自分がどれか1つでも行動に移せることは無かったし、この本は最後まで読まずに途中で止まってしまっていた。
自分の中で、こんなに面白い本を持っているのに何も動けていない事実に対して「使わないの勿体ないな」と思っていたけど、それが実行に移されることはなかった。
だからこの本を買ったこと自体「無駄」なのかと思っていたんだけど、冒頭の記事で改めて他人がやっているのを見て「やっぱり面白そうだな」と感じたのは事実だ。
つまり本を読みすぐに自分の力で実行に移せなければ全て無駄なのではなく、その「やってみたい」というアクセルが頭の中にある事実を見つけることこそが大事であり、そのアクセルを踏み込めるかどうかは別の問題なのではないだろうか。
去年から今年にかけて、私は人生で今までにないほど本を買いあさり、読み、そして実行に移さずにここまで来た。
それらは全て無駄なのではなく自分の中のどこかに隠れていて、今後別の色々なことを体験するときにひょっこりと顔を出してくるようなものなのかもしれない。
そう考えると、今現状は何の役にも立たない本を読む事も、会社で興味の無い研修を受ける事も、めんどくさいと思いながら外に出て新しい体験をすることも、やっぱり自分の人生にとっては無駄ではないということになる。
これは素晴らしい事実である。
しかし、例え無駄なことは無いとしても、人に与えられた時間は皆平等だ。
「与えられる物が平等である」ということはつまり「使い方が上手い人が一番得をする」という事であり、これは時間でもお金でも何でも同じルールである。
そして時間を使うことが上手ければお金を得るチャンスも増え、お金が増えれば時間をより有効活用する手法を使えるようになる。
作業効率アップのためにポメラやiPadを買う。面倒な家事はお手伝いさんを雇って頼む。移動は待ち時間の無いタクシーを使う。
時間を使ってお金を生み出すことができるようになりたい。
でもお金は信用であり、その信用を得る為には「自分は何ができるのか」をしっかり自覚してその力を周囲の人たちに売り込んでいく必要がある。
売り込む、というよりは使える所を見つけて提供する程度の柔らかい言い方が正しいのかもしれない。
世の中は常に変わっていて、自分が気づかなかったような提供の仕方、提供内容もいくらでも存在している。
それを見つけるためには実際に行動し、本当に役に立つのかを見極める事が重要だ。
だから今後も、自分が苦しくない範囲で自分の作ったもの(主に何らかのプログラムと、文章)を世に公開していこうと思う。
この記事を書いて学んだこと
文章には接続詞が沢山存在していて、大量の文字が繋がっているように見えるのは接続詞さんのおかげなのだから、接続詞様をもっと崇めたたえる記事が世の中に沢山存在していても良いのではないかと思った。

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