今年はあと4ヶ月。
皆さんは今年、なりたい自分に近づけたでしょうか。
まだ自分を変えられていない人は、今からでも遅くありません。
昨日までの自分を振り返り、いつもと違う行動を取ってみましょう。
という訳で私は今日から、思いついたことをとりあえず行動に移し、その結果を記録していくことにしました。
本屋に「メモしにいく」
という訳で、とりあえず閉店間際の本屋に行くことにした。
— まさお (@masaoblue) September 6, 2016
本屋に行くことで何かできるようになる訳ではないが「夜中に目的もなく本屋に行って、手当たり次第に本を手にとって気づいたことをメモしまくる」という行動は今までとったことが無い。
そう。
昨日までの自分と違うなら、どんな行動でもいいんです。
良いか悪いかは後から振り返って判断すれば良いだけ。あれこれ迷うよりも、まずは行動することが大切です。
今日のルールを決める
とはいえ一切考えなく動いてしまっては、行き当たりばったりになります。
だから簡単に、行動する時の目的を定めてしまいましょう。
私の場合、9時半に本屋に到着したので、制限時間は閉店時間(10時)までの30分。
今回の目的は「自分の行動改善に役立ちそうなことを探す」と決めました。
7冊分のメモと、そのゆるい考察
以下は私が取ったメモの内容と、今振り返って思うことを記録します。
(気づいたら「~である」調になっていたので、つまり私はこっちの方が好きだということなのかもしれません。)
1.田中角栄
田中角栄 明日を生き抜く365日の言葉
この本には365個の名言が載っているが、その多くは私自身が「当たり前だ」と感じる内容だった。
でも私の場合「こうした方が良い」と思っているだけで、実践できていないことがたくさんある。
対する田中角栄は、おそらく「当たり前のことを当たり前のように実践してきた人」だ。だからこそこんなに自信をもって発言し、本にまでなっているのだ。
私も、正しいことは自ら実践して広めていける人間になろうと思う。
2.ラズベリーパイ
Raspberry Piで学ぶ電子工作 超小型コンピュータで電子回路を制御する
食べ物の方ではなく、センサー等と連携したモジュールを開発できる、超小型PCのことである。
これを読んで改めて感じたのは「アイデアは行動から出てくる」ということだ。
何も作れない人がアイデアばかり考えようとしても、何も出てこなかったり、現実的でないアイデアしか出てこないことが多くなる。
より実践的で使えるアイデアを作り出すためには、「どうやって作るのか」という技術的な部分をある程度知っておくことが必要だ。
作りながらアイデアを出し、アイデアを出しながら作る。
今の私に必要なのは、きっとそういうことだと思う。
3.ヒラリー・クリントン
なぜヒラリー・クリントンを大統領にしないのか?
この本では一部のフレーズが印象に残っている。
今までテレビでは、トランプ氏のちょっとムチャクチャな演説を聞いて、それでも盛大に盛り上がるアメリカ市民たちが報道されてきた。
私はそのようなニュースを見て「アメリカってそういう国なんだな」と思ったりしていたが、この本には「そんな演説で盛り上がるのだから、そこに集まった市民がどんな人達かは想像がつく」という趣旨のフレーズがあった。
メディアで報道されるのは、あくまで「カメラに写った人達」だ。
実際のアメリカ人がどんな人達なのかは、自分の足でその地に行き、自分の言葉で交流してみるまで分からない。
私はこの本を読むことで、外国に対する思い込みに気づくことができた。
4.99%の会社は必要ない
99%の会社はいらない
言わずと知れた堀江さんの本。彼の本を読むたび、そしてメディアで発言を聞くたび、やっぱりこの人は凄い人なんだと再認識させられる。
現実社会の思い込みをこれでもかというくらいひっぺがし、堀江貴文としての「かくあるべき」を力強く語ってくれる。
沢山の本が出ているが、その本の中心にあるのはいつも変わらず
「やりたいことをやれるように考えて生きろ」
というメッセージなのだと、私は感じる。
(あくまで個人の主観です)
5.東芝
東芝 粉飾の原点
内部告発系の中でもかなり大きな話題をとりあげたこの本は、タイトルの通り粉飾決済のことだけでなく、パワハラなどの様々な社内問題について書かれている。
でもこれを見て「東芝はダメな企業だった」で終わらせてしまうのはちょっと短絡的かもしれない。
大手企業で全くの粉飾なく、そしてパワハラのような社内の問題に対して真摯に取り組んでいる日本企業はどれだけあるだろうか。
私の所属する会社にしたって、見えていない闇はきっと沢山あるだろう。
そんな風に自分事のように読んでいくと、反面教師として「どうあるべきだったのか」を考えるためには結構有用な本だと感じた。
6.空気の作り方
空気のつくり方
今日のベスト本。
内容としては、横浜ベイスターズにおける運営体質の改善を実例に「顧客の空気」「世の中の空気」「組織の中の戦う空気」など、世の中に存在する様々な『空気』の作り方が書かれていた。
ただ漫然と実践するだけではなく、しっかりと数値で記録を残し、後から振り返って分析すること。
これらは自分の行動にも適用すべき内容だったからこそ、私が今日読んだ中で「ベストだ」と感じたのだと思う。
7.人の二倍ウケる雑談
人の2倍ウケる雑談力
最後はこれ。
この本では「下手な考え休むに似たり」という言葉を初めて聞いた。
囲碁や将棋の場で使われる言葉らしいが、これは恐らく普段の自分の生活にも言えることだと思う。
「下手に考えるくらいならおとなしく休んでた方が良い」
集中できない時に無理に考えても、中々思うような結果は出ない。
であれば、5分でも良いから昼寝して頭を少しでもすっきりさせてから行動した方が、結果を出せる可能性は高くなる。
今日の感想
本屋でメモすること
本屋で周囲を見渡しても「メモしている人」を見かけることはほとんどない。
私も普段はたくさんメモを取るが、わざわざ本屋でノートを開こうとはしなかったので、今回はそれを意識的に行うことにした。
1冊をじっくりと読むのとは違い、短時間で多くの情報に触れるために素早く考えをまとめる練習になりそうだと感じる。
結果としては楽しい体験をすることができたが、メモしているだけでは本屋に貢献できないので、今後は気に入った本をその場で購入しようと思う。
汚いメモから「行動を思い出す」
立ったまま文字を書くと、あまりに汚くて自分でも読めないことがある。
たとえば、今日の一番最初のメモ。
どう見ても「ドクヂカ」にしか見えなかったが、ちゃんと思い返すとこれは「ドSデカ」だと解った。
私は自分の行動を思い出すことが得意ではない。
今回のように急いでメモを取り、後からその内容を振り返ることは、当時の自分を思い出す練習になりそうだ。
いつもと違う行動を取ること
実践したことを書き出すのは容易い。
最近は書きたいコトの無い日が多く、このブログにおいてそれは「行動が足りない」という事実を表しているのだと分かった。
まずは何か行動し、実際に動きながら考える癖をつけていく。
人生 is 楽しい。