前回は100円ショップを使用して、ゴミ拾いの準備を実施。
そして装備が整ったその日の夕方、実際に拾いにいってみました。
結果はなんと・・・!?
まずは気軽に30分・・・と思っていたけど
ちなみに、今回拾う対象にしたのは煙草の吸い殻だけです。全てのゴミを拾っていてはキリがないため、一番有害そうなやつから倒していくことにします。
この日は既にウォーキングを終えていましたが、追加で30分だけ、ゴミ拾いをしようと意気込んで外に出ました。
しかし結果は、20分しか拾い続けることができませんでした。
その訳は・・・
「箱が一杯になったから」でした。
ちなみに20分で移動した距離は、なんとたったの250m。吸い殻があまりに多すぎたため、「ウォーキングゴミ拾い」は「ただのゴミ拾い」になってしまいました。
私の家は駅から近く、普段から出勤前のサラリーマンが歩きタバコしているのをよく見かけます。
その結果、ほとんどの排水口には10本以上のタバコが詰まっていますし、道路脇にも1メートル置きでタバコが落ちているような状態でした。
「タバコなんて小さいし、大したゴミじゃないかも」と若干思っていましたが、拾ってみるとやっぱり、ちりも積もれば大きなゴミのようです。
イライラする光景、ワースト3
私がこの日見た中で、イライラ度の高かった光景を3つ紹介します。
まずは、第3位から。
第3位:排水口に落ちたタバコ
非常によく見る光景であり、それでいてとても気分が悪くなります。
深すぎてトングは届かないし、勝手に開けられないので拾えませんでした。
これでも一応、左右に挟まっていた10本くらいを全部取り除いて、やっとこの状態になったんです。(左に残っているやつはこの後拾いました)
次は第2位。
第2位:毎日の通勤中に捨てた跡
ここは通勤時に人通りが多い、とある交差点の近くです。
見たところほとんど同じ銘柄なので、最初の1人が通るたびに捨てていき、それを見たほかの人が「ここなら良いや」と思って溜まっていったのだと思います。
キタネェのはてめーの心だけにしろよ。
そして最後に、栄えある第1位。
第1位:緑の隙間に落ちるタバコ
私が見ていて一番嫌なのはこれです。
雑草で隠れるから良いや・・・なんて思ってんじゃねえぞ!
このあたりは道路脇に木が植えてあり、せっかく緑の多い場所なのに、落ちているタバコが全てを台無しにしています。
もし捨てている人を見つけたら、雑草の間に埋めてやろうと思います。
ゴミ拾いの注意点
実際にゴミ拾いをして、面倒だったことと注意すべきと感じたことをまとめます。
ゴミの廃棄方法
Q.社会貢献活動したし、量も少ないからコンビニに捨てていいよね^^?
A.ダメです。
当たり前ですが、コンビニのゴミ箱に外部のゴミを捨ててはいけません。
もしやってしまえば、それは結局「マナー違反」であり、歩きタバコやポイ捨てをしてしまう人と同じ土俵に上がってしまいます。なんてもったいない!
そうならないためにも、個人でゴミ拾いをする場合は「1回に拾うのは袋1つ分」のように決めて、収集日までは自分の家に保管しておける状態が好ましいと思います。
車や自転車に気をつける
ゴミが多い場所ほど、拾うのに夢中になって周囲が見えなくなります。その上拾っている最中は常にしゃがんでいるので、車からはとても見えにくい状態になっています。
対策としては
- 「行きは左側、帰りは右側」というように事前にルートを決め、道路を横切る回数を減らす
- 見通しの悪い所にしゃがむ場合は、周囲に気を配る
- 道路に落ちているものは、無理に拾わない
などを意識しつつ、周囲の迷惑にならないように気をつけましょう。
ゴミ拾いをしながら事故に巻き込まれては、元も子もありませんからね。
家の中に汚れを持ち込まない
今回はかなり暑い日だったので、軍手をせずに外に出ました。
予測できたことですが、タバコの葉は軽くて細かいため、夏の汗ばんだ手には簡単にくっついてしまいます。
この程度なので洗えば済みますが、家の中を汚さないよう気をつけましょう。
また、排水口などには汚れが溜まりやすく、土や枯れ葉なども一緒に取れてしまいます。そしてそこには虫が付いていることも多いと思います。
わが家のように虫が苦手な人は、袋の中に殺虫剤をかけた後、上から更に袋を重ねて捨てる・・・くらい慎重にやる方が安心できると思います。
拾い終わったら・・・
もしあなたがゴミ拾いに興味を持ったなら、思い切って拾いに行ってみましょう。そして終わった後にもう一度、同じ道を散歩してみてください。
はじめる前より意外と綺麗になっていて、清々しい気分になれると思います。
やったからといって誰かがお金をくれるわけではありません。でも、自分が住んでいる所を自分の手でキレイにするのは気持ち良いものです。
さいごに
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
1回やっただけなので偉そうなことは言えませんが、意識して見てみると、普段見えないところにも多くのゴミが落ちているのに気づくことができます。
皆さんも気が向いたら、いつもより少しだけゆっくり外を歩いて、通り慣れた道路を見渡してみてください。
それでは!