少し前から、unityを使ってゲームを作ろうと考えています。
どうせ作るならストーリーのあるものを作りたいのですが、私は今まで自分で創作をした経験はありません。
そのため、まずは話を作る(≒小説を書く)ところから初めていくことにしました。
最近はストーリー作りの本を読み漁っていますが、 インプットしているだけでは何も生みだすことはできません。そこで、本で得た知識を参考にしながら、何かしらアウトプットすることを考えていきます。
今回は最初の取り組みとして、アイデアを出しの方法を模索してみました。
アイデア発散は大きめの紙で
アイデア出しと言えば、大きい紙に書く方が想像力が高まるとよく聞きます。
そのため手始めに、A4のプロジェクトペーパーを買ってみました。

オキナ プロジェクトペーパー A4 5ミリ方眼 100枚 PPA45S
- 出版社/メーカー: オキナ
- メディア: オフィス用品
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実際使ってみるとこれはこれで良かったのですが、同時に問題も見えました。
それは「1つのネタでA4用紙1枚を埋めるのは、結構ツライ」ということです。
書きたい内容が決まっているのであれば、A4用紙はそれほど大きな敵ではありません。しかし、まだ何のアイデアも決まっていない私にとって、広大な白い土地を埋めきるのは無理でした。
思い切って書き始めてみても、ただゴチャゴチャするだけで内容が無かったり、半分も埋まりきらずに挫折してしまいます。
これでは精神的にも苦しいですし、アウトプットを継続できそうにありません。
そこで、六四メモ
少し悩んでいたところ、最近読んだ本に参考にできそうなやり方が載っていました。

- 作者: 高橋政史
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2011/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は、プレゼンテーションの企画から読書の記録まで、様々なことを1枚の紙にまとめるためのテンプレートが紹介されている本です。
今回はそのうちの1つとして紹介されていた「見開きノートを16分割してプレゼン内容を書きこむ」という整理術を応用します。
やり方は単純で、A4の印刷用紙を折りまくって8×8の64マスを作り、そこに思いついた内容を埋めていくことにしました。
これを勝手に【六四メモ】(ろくよんめも)と呼ぶことにします。(適当)
さて、お次はアイデア出しのお題ですが、こちらは脚本作りの本の中に
(物語には)簡単には手に入らない何かを求めるキャラクターが要る
本文89ページより引用
と書いてあったので、これをテーマにアイデアを出してみました。
そんな「簡単には手に入らない何か」の一覧はこちら。(もちろん文字は汚い)
「友達100人」とかその辺が、リアルっぽくて良い感じですね ( -_-)
最近カラーペンを買ったので、1マスごとに色を持ち替えてみました。見た目もカラフルになり、埋めるのが楽しくなるのでオススメです。
結局、17分で全てのマスを埋めきることができました。
A4用紙は大きいですが、細かく分割してあることで気持ちがとても楽になります。
みなさんも「何か書きたいけど何かけば良いかわかんない・・・白紙怖い・・・」ということがあれば、まずは紙を折って小さいマスを作ってみてはいかがでしょうか。
2016/08/16 追記
折るのが面倒になってきたので、テンプレートを作りました。
さいごに
上記でマスは埋められたものの、個々のアイデアは荒すぎる状態です。あと何度か同じことをやって、良いものを抽出したり組み合わせたりしながら、話のタネを作っていく必要がありそうです。
また、実際に小説を書いていくためには、世界観やキャラクターの設定など、考えるべき項目がまだまだ沢山あります。
上記のようにアイデア出しを定型化して習慣にしていくことで、自分の中に創作活動の基盤を作っていこうと思います。
最近は、こんな感じです!