最近ずっと気になっていて、ずっと買えなかった本。
続編の幸せになる勇気もあるが、まずは1冊目を読み終えてからにする。
今回は、せっかく本を買ってみたので、この本に対する今の思いを事前に書き遺し、読み終わった後の感想と比較してみようという個人的企画。
他の人のブログに見え隠れするアドラー心理学
好き嫌いと孤独と本音
好き。
嫌い。
どちらも、人間が何かに対して、一方的にどう感じているかを表す言葉。
今回の本のタイトルは「嫌われる勇気」。
言葉からすぐに思い浮かぶのは、「相手の評価を気にして自分を抑えこんでしまう」という、人間にありがちな心理だ。
確かに、周りのことばかり気にして自分を表に出せないのは、少しもったいない。
そういえばこの間、孤独に関する記事を見た。
孤立は悪いことではない 孤独に耐えて我が道を行け - 村紗カイの日記
孤独とは「周囲の全員から嫌われること」 だろうか。
それとも、「周囲から見向きもされないこと」だろうか。
たとえ全員から好かれていても、実は周囲に本音を出せず、自分の中で「孤独だ」と感じている場合はどうなるのだろうか。
ホリエモンは本音で生きることを推奨している。
それは全員に当てはまることだろうか。
本音で生きようとした結果、鬱やストレスに飲み込まれ、潰れてしまう人も多いのではないだろうか。
私は今回の本が、そういった所に切り込み『心理学的にどうあるべきなのか』を説いてくれるのかな?と考えている。実際のところは分からない。
承認欲求との付き合い
また、好き嫌いとは少し違うが、最近よく見る「承認欲求」という言葉もある。
これもまた、一方が他方から「承認されたい」という思いを持つことだ。
アドラーは承認欲求を否定しているというのは、確かこの記事で読ませて貰った。
私個人としては、承認欲求は仕方のないものであり、「欲求自体を批判しなくても良いのでは?」と考えている。
もし問題を定義するのであれば、それは湧き出てくる欲求にあるのではなく「欲求と上手く付き合えない人間の心」の方ではないだろうか。
私はよく自分の中に承認欲求を感じるが、それも含めて自分の特徴だと考え、それと上手く付き合っているつもりだ。
しかしこの本には、その欲求自体を脱却する術が載っているのだろうか。
このように、色んな人の記事に見え隠れするアドラー心理学。
私は今、この本を読めることを期待している。
さいごに
タイトルを「書き残す」ではなく「書き遺す」としたのは、「この本を読む前の私」は、もう少しでこの世から存在しなくなってしまうからだ。
人間とは常に変化するものである。
そういえば、デジャヴの対義語としてジャメヴという言葉があるというのをこの間知った。
これをうまく使えるようになれば、あるいは。