Vol1の時の記事から随分時間が経ちました。
感想は更新できなかったですが、ちゃんと全部買って見ています!
せっかくなので、今日から順を追って感想を書いていきます。
今回はVol2、NARUTOの岸本斉史先生です。
DVD内容
- カラー作画 & QA対応(19:24)
- 作業場など紹介(9:49)
- マンガテクニック 効果線 (3:52)
岸本斉史の印象
一番最初の感想としては『思ってたよりずっと若い!』って感じでした。
初連載の「NARUTO」が始まったのは1997年。
結局そこから17年も続き、72巻、全700話も続いたジャンプの中でもかなりの人気漫画なので、何となく「大御所の人が描いているんだろうな」と思い込んでましたが、そんなことはありませんでした。
まず声が若いし、話し方も若くて、たまに映るラフな服装も若い。
顔が出ていないので「マジで41歳なの?」って思うほどでしたが、貫禄がないとか情けないとかではなくて「親しみやすくて優しそうなお兄さん」という印象を受けました。
岸本斉史の絵について
ジャンプ流の2作目、それも鳥山明の次を任されているだけあって、描くのを見ていても安定感が半端ないです。
NARUTOの連載前に書いた作品『マリオ』のネームが映っていましたが、17年以上も前なのに今と変わらず超上手かったです。
ちなみにこの作品、2013年のジャンプスクエアに掲載されてたんですね。
今でもamazonで表紙だけは見ることができます。
上手ェ・・・
ちなみに美大卒。今回のDVDでも『学生時代に石膏デッサンを沢山やったおかげで、明暗や照り返し等を考慮して立体的に描けるようになった』と語っていました。
作業部屋から見える性格
ざっくり言うと
- 新しくて綺麗そうな内装
- 綺麗に整理された机上
- 堂々とたたずむ等身大フリーザ
って感じです。
漫画家の作業部屋というと結構汚いのが当たり前のイメージですが、岸本先生の作業場はかなり整理されていて、机の上も全然散らかっていません。
『今は連載中じゃない』という点を考えても、普段からかなり整理整頓できる人でないとあれだけ綺麗にはできないと思います。
DVDでは『ネタ帳として使っていたルーズリーフ』も出てきましたが、そちらもかなりキッチリと、よくデキる大学生みたいなノートになっていました。
とても性格が出ていて面白かったです。
なお、等身大フリーザについてはwikipediaに
最も尊敬する漫画家は鳥山明
「岸本斉史」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
最終日付( 2015年12月23日 (水) 14:09 UTC )
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E6%9C%AC%E6%96%89%E5%8F%B2
とある通り、そういうことなんだと思います(笑
マンガに対する姿勢
DVDで言っていたことをまとめると『描き出すまではツラいし描いている間は苦しいけど、最後に作品が出来上がった時は楽しいと感じる』派。
このタイプの人って多く聞くので、漫画家としては一番スタンダードな感覚なのかもしれませんね。
今まではアナログ絵だけでしたが、連載が終わって余裕ができて「これからはデジタル絵もやってみたい!」と意欲的な岸本先生。
新しい作品にも期待が膨らみます!
そんな岸本先生の生声が聞きたい人は是非、ジャンプ流 Vol2を買ってみてください!