まさおまっさお

おいまさおがんばれまさお

もし自分が明日1日だけ2人居たとしたら何をするか。

ただし1人に戻った時点で2人の記憶は1つにまとめられるものとする。


という設定を考えた時、私は丁度本屋からの帰りであった。

今日は本を2冊買い、1冊は面白くて実践してみたくなる本、もう一つは実用的な難しめの本を買った。

だとしたら明日はその2冊を2人に分け与えて両方の知識を一気に頭に入れるのが良いだろうか。

いや、それでは「やり方」の部分しか検討できていない。

本当に重要なのは「自分が何をしたいか」という目的の方を先に考えることだ。

ただ本を読み情報を仕入れるだけなら自分が2日かければ同じ結果が得られる。

2人同時に存在することでしか得られない情報とは何だろう。

例えば、2人それぞれに上のような「条件の少し異なる同じ種類の体験」をさせ、その2つの記憶が1つになった時に「どちらの本が面白かったか」というのを測るというのはどうだろうか。

日数をかけて2冊の本を読むことは可能だが、それではどうしても比較的な読み方になってしまい「同じ知識前提で」読んだ結果にはなり得ない。

でも同じ人間が同時に2人いれば「ほとんど同じ条件で」別の本を読んで結論を出すことができるのではないだろうか。

だから明日、私は2人に分身した上で別々の本を同じ場所で読み、最終的には月曜日になって1人の自分に戻り、「自分が本当に面白いと感じる物は何なのか」という事実を検証しようと思ったのだけど、そもそも分身の術はこの世にいまだ未実装なのだと気づいてしまった。

悲しい。