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まさおまっさお

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結婚指輪と感謝の気持ち 「当たり前」と「習慣」の差

意見つらつら 結婚

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Photo credit: The Wedding Traveler via VisualHunt.com / CC BY-SA

 

 

大切なものを忘れるのは寂しいこと。

 

それなのに、世の中には当たり前に忘れてしまっていることが多すぎる。

 

 

結婚指輪の存在

私の周りにいる長年付き添った夫婦に多いのだが、 「結婚指輪を失くしてしまった」という話をたまに聞くことがある。

 

いくら長い時間が経っているとはいえ、買った時には数万円、高ければ数十万円もかけた大事な指輪のはずなのに、なぜ失くしてしまうのだろうか。

 

人が普段から持ち歩く物を失くす時、典型的なケースとして

  • 最初は常に身に着けている
  • ふとした時、邪魔になって外す
  • 外したことすらすっかり忘れていて、気づいた時には失くなっている

という流れが多い。

 

いつも意識的に着けていたなら、無くした時にはすぐに気づける。そしてどこに置いたのか、どの時点までは有ったのか、という情報もちゃんと思い出して、すぐに見つけることができるはずだ。

 

それでも失くしてしまうなら、それは結婚指輪を着けている状態が「当たり前」になってしまっているのではないだろうか。

  

「当たり前」ではなく「習慣」にしよう

私も結婚指輪を持っている。

しかし食器洗いなどの作業には邪魔なので、家の中に居る時は常に外して過ごす。

 

逆に、外に出る時は絶対に着ける。

それは会社に行く時や、いわゆる"おでかけ"をする時だけではなくて、家の近くのコンビニに行く数分間でさえ意識して着ける習慣がある。

 

そして毎日着け外しするからこそ、今まで存在を忘れてしまったことはない。もちろんうっかり着け忘れてしまった日はあるが、その時はすごくモヤモヤした気持ちになるし、家に取りに帰りたいとすら思う。

 

このようにいつも意識を向けているからこそ、何年同じ指輪を着けていようと、常に愛着を持ち続けていられるのだ。

 

 

これは、感謝の気持ちを伝える話にとてもよく似ている。

 

結婚に関する記事を読むと、円満な結婚生活を送るために重要なこととして「感謝の気持ちをちゃんと伝えよう」と書かれていることが多い。

 

確かに感謝を伝えることは大事だ。

 

日々の生活の中に自分が生きるための支えになってくれる相手がいるなら、それは当たり前ではなく、ありがたいこと。

「有り難い」というのはその字のごとく難しいことであり、それを続けるのは簡単ではない。だから、毎日を支え続けてくれる相手にはちゃんと敬意を払うべきだ。

 

 

ただ、気をつけなきゃいけないポイントとして、「感謝を伝えよう」と努力しないといけないのであれば、それは恐らく他の所にも問題がある。

 

夫婦である以上、自分が生活する中で一番関わりの深い人間となるのは当然だ。

そんな相手に対して、感謝だけでなく不満、喜び、怒り、悲しみ、という感情をちゃんと伝えずして、一体誰と話をするのだろうか。

 

昨日こんな記事を読んだ。

努力とは目的を達成するための習慣を身に付けるためにするものです、ずっとしなくていいものなんですよ

引用:安心してください、努力が続く人なんていませんよ : DJあおいのお手をはいしゃく

努力を続けることは難しい。だから、思ったことを伝えるのに努力が必要なようでは、夫婦生活を円満に進めることは難しい。

 

 

私は人に言われる前から、毎日のように妻に「ありがとう」を伝えているし、それが特別な行動だと思ったことは一度もない。

それだけではなくて、会社であった面白いこと、嫌なこと、相手に対する気持ちなんかを、一緒にご飯を食べながら話して、笑って、良い気分で寝る。

 

そこには努力なんて欠片もなく、いつもの「習慣」だけがある。

 

この習慣も無く、ただ「感謝を伝えよう」という部分的な行動だけを意識したところで、夫婦生活の全てを円満に進めるのは困難だ。

 

 

この見方をすれば、結婚指輪にも同じことが言える。

 

毎日ちゃんと触れて、そこに在ること自体をありがたいと感じる。

不満がある時、つまり置き換えれば「邪魔だと思った時」にはちゃんと外してあげて、その行動を通して指輪の存在をちゃんと意識し、もっと大切にしていく。

  

つまり「当たり前」という感謝を忘れた在り方ではなくて、相手に対して感謝することを自然体で行う「習慣」にする。

 

これができれば、指輪のことだけでなく、夫婦生活の色んなことが上手くいく。

 

私はそう思っている。

 

さいごに

そんな訳で、結婚指輪に対して「ちゃんと毎日存在を感じる」という習慣を作ることによって、自然と愛着が湧くし、失くさない状況を作り出せる。

 

買われた立場の指輪側から見ても、そのほうが多分、幸せなんじゃないだろうか。 

 

昨日の朝、会社に行く前に結婚指輪をはめようとしてそう思った。

 

 

 

ちなみに玄関で靴を履きながら、この話を妻にしたところ、

 

 

 

妻「・・・・・・」

(聞きながら大きなあくび)

 

 

 

 

 

 

妻「どうでもいい。」

(真顔で)

 

 

 

 

"どうでもいい" という素直な気持ちを伝えることもまた、重要である。